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はじめに
この小冊子は、日本ソケットスクリュー工業協同組合各社の六角穴付きねじ類をご使用いただいている皆様及び販売に携わっている皆様が、ご利用いただくことを目的として作成しており、今回で三版を数えるに至りました。
テーマは技術的なものを取り上げておりますが、内容は出来るだけ広く、浅く、そして分かり易くを基本にしています。
また、テーマによってはある程度専門的な事項を含んだものも載せており、ボルトの強度設計等にも役立てて頂けるものと考えます。
そして我々が皆様から日頃ご質問をいただいている事項について、Q&Aのスタイルでお答えする項目も設けております。
内容にはまだまだ未完成な部分も有りますが、今後更に中身の充実を図って行く所存です。
なお、内容について不明な点、もっと詳しく知りたい事項がこざいましたら、弊社へお問い合わせ下さるようお願い致します。
最後に、この小冊子が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 |
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目 次ファイルサイズ 155KB
1.六角穴付きボルト類の規格について ファイルサイズ 58KB
2.六角穴付きボルトの使用方法と利点 ファイルサイズ 105KB
3.表面処理について ファイルサイズ 15KB
4.ボルトの締付けについて ファイルサイズ 72KB
5.ねじのゆるみについて ファイルサイズ 14KB
6.ふくろめねじに対する最小はめ合い長さについて ファイルサイズ 76KB
7.疲労破壊について ファイルサイズ 138KB
8.遅れ破壊について ファイルサイズ 108KB
9.六角穴付きボルトに関するQ&A ファイルサイズ 81KB
問1.六角穴付きボルトの強度区分10.9、12.9、また、A2-50、A2-70と表示されているが、
何を意味していますか?
問2.ボルトの強度と呼び径の関係がM20までが12.9、M22以上が10.9となっている理由?
問3.強度区分12.9には、めっき品がないのは何故か?
問4.ボルトの破断原因として、どのような要因がありますか?
問5.せん断応力とは?
問6.保証荷重応力とは何か?
問7.有効断面積とは何か? それはどのようにして算出するのか?
また何故、谷径断面積を使わないのか?
問8.SCM435の鋼材のJIS規格と、SCM435を使用している六角穴付きボルトでは熱処理
の焼戻し温度が違っています。従って、材料がJIS規格を満足していないのでは
ないか?
問9.締結体における外力にはどのような配慮が必要ですか?
問10.ステンレス鋼製ボルトを低温で使用した場合、何度まで耐え得るか?
問11.強度区分12.9のボルトの使用温度範囲は?
問12.六角穴付きボルトの座ぐり穴径、及び面取り径は?
問13.国際単位(SI単位)への切替に関し、機械試験値の単位と換算について
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この小冊子作成に当たっては、日本ねじ研究協会の許可を得て、同会発行の次の文献を参照させていただきました。
ここに同会の御好意に対し、厚くお礼申し上げます。
(1)ねじ締付けに関する手引書、日本ねじ研究協会(1991)
(2)ねじ締結ガイドブック−強度編−、日本ねじ研究協会(1984)
(3)ねじ締結ガイドブック−締結編−、日本ねじ研究協会(1985)
(4)ねじ締結ガイドブック−設計編−、日本ねじ研究協会(1986)
(5)高強度ねじ締結の体系的計算法−円筒状一本ボルト締結−、日本ねじ研究協会(1989)
(6)高強度ボルトの締結性能に関する標準化のための研究報告書(第W報)、
日本ねじ研究協会(1984)
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六角穴付きボルト類の選び方 使い方 |
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平成5年8月5日
平成7年10月1日
平成19年5月30日 |
第一版、第一刷 発行
第二版、第一刷 発行
第三版、第一刷 発行 |
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編 集
発行所 |
日本ソケットスクリュー工業協同組合
技術部会
日本ソケットスクリュ−工業協同組合
(〒233-0015) 神奈川県横浜市日限山2-7-17
TEL&FAX 045-844-6096 |
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(C) 1995 日本ソケットスクリュー工業協同組合
[無断転載・複写を禁じます。] |
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